綺麗な写真が撮りたくて一眼レフが欲しい人へのお話。
 
僕は気づけばもうカメラ歴十数年とかになってしまう(そのわりにあんまり上手くないが…)のですが、これから一眼レフを買おうとして悩んでいる人へ、伝えておきたいことがある。
 
趣味として写真を楽しむためには、カメラ以外にもだいぶ金かかるな(かかってたな)ってことです。

カメラだけでは写真趣味は完結できない

いまあなたは予算内で許される限りのカメラを探してはいないだろうか。
 
もちろん、手に入れられる中で最高のカメラを買い求めるのは正しい。
やはりカメラの性能がものを言う場面は多い。
だが忘れないでほしい、カメラだけでは写真趣味は完結しないのである。
 
 
 
僕の話をする。
 
最初に手にしたデジタル一眼レフカメラは、CANONのEOS Kiss Xという初級機だった。
ダブルズームキット(レンズ2本付)で10万円くらい。当時学生の自分に出せるギリギリの額だった。(それ以上の機種はどうせ買えるもんじゃないと大して調べた記憶もないが、初級機と上級機の間を埋めるような、今でいう7Dや6Dという中級機はほぼなかったように思う。)
 
 
それを手にしたとき、本当に嬉しかった。どこに行くにも持って行き、電車で、バイクで、車で遠出し、写真を撮った。
友人の顔、楽しい時間を切り取ったり、なんでもない道端の風景が面白いものに見えたり、日々がとても充実するのを感じていた。
 

 
 
カメラを携えて家に帰ると、はやる気持ちでデータをPCに取り込む。
15、6の頃にバイト代をはたいて買った古いPCだが、画像処理程度は負担にもならない。Photoshopを立ち上げて、あれやこれやとRAWを調整して、現像。
 
そうして仕上げた写真を大画面で眺めてはニンマリし、夜は更けていくのであった。
 
 
 
 
・・・おわかりだろうか。
 
 
 
そう、PC(パソコン)が要るのである。
 
Photoshop(画像編集ソフト)も要るのである。
 
 
画像編集ソフトは、カメラに付属のものでもなんとかなるが、PCがないと始まらない。
 
カメラ側で処理したjpgつまり”撮って出し”を、いまどきwi-fiでスマホに転送して、というのでもまぁいいのだけど、やっぱりそれでは一眼の魅力が半減なのだ。
 
 

いまやカメラ趣味には、PCが不可欠なのだ。
 
 
 

必要機材の把握を怠ると、予算組みの壁にぶち当たる

僕はカメラ趣味と別で、すでにPCを持っていた。
デザインの勉強をしていたから、Photoshopも持っていた。
 
だから意識していなかったけど、カメラを始めたい知人女性にアドバイスをする中で気づいた。
そう、彼女はPCを持っていなかった…!
 
 
ノートPCはwindowsの安いやつでも5万円前後。
RAW現像は地味に重いので、どうやってもメモリ4GBは欲しい。ファイルも大きいからストレージにも余裕が欲しい。うかうかすると256GBなんてあっという間に使い切る。
画像編集ソフトは、Adobe Photoshop か Lightroom が年額12,000円。
 
いまはPCも安くなったとはいえ、なかなかの負担ではないか。
 
 
幸い彼女は社会人でクレカ持ち。手痛い出費は、分割払いで未来の自分に託すことにし、無事カメラライフをスタートした。
 
 
 
クレカがない人はカメラのグレードを落とすか、もうちょっとお金が貯まるまで我慢するかしかない。
「どうせPC買うならmacにしたいなぁ…」とか考えだすとさらにお金はかかる。
意気揚々とカメラを始めようとした途端にこれは、辛い。
 
PCを含め、必要な機材をしっかり把握して予算組みしておかないと、未来の自分に支払いを託すか、カメラのグレードを落とすかという選択を突如迫られることになるのだ。
 



 
 

どんどん増える”必需品”

そんなことがあって自分の身を振り返ってみれば、カメラ周りを彩る機材やアクセサリーがまぁ多い。
”必需品”と称してどんどん買った機材が目につく。
この際、ふだん使っているカメラ道具をちょっと、羅列してみる。
 
カメラボディ
– Canon 5DmarkⅡ

レンズ
– Canon EF 50mm 1:1.8Ⅱ
– SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
– TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD

PC関連
– macbook
– カードリーダー
– Adobe Photoshop

その他アクセサリー
– 三脚
– カメラバッグ
– カメラストラップ
– レンズフィルター各種(計5枚)

ポートレートを始めてから買ったもの
– レフ板

 
 
– スピードライト

 
 
– オフカメラシューコード

 
 
– スピードライト用ソフトボックス

 
・・・まだある気もするが、とりあえず思い当たるだけでもこんな。
PCの金額を含めれば、余裕でもう一台カメラが買えるし、PCを含まずともレンズの1本くらいは買える。
 
 
風景写真は特殊な環境下や超絶クオリティを求めなければそんなに機材いらないけど、ブツ撮りやポートレートなんかは、周辺機器こそが重要だなぁと思う。
レフ板やスピードライト・定常光などなど、とにかく十分な光を用意しないと、どんなにいいカメラであっても及第点の写真すら撮れっこないのだ。
 
 
 

まとめ

なんでもそうですけど、新たなことを始めようとするときには必要な道具を揃え、使用環境を整えるのにお金がかかるもんです。
カメラのケースで言えば、カメラとレンズ以外にも必要となるものを調べて、それら周辺機器も含めた予算組みすることをお忘れなく・・・という話でした。
 

 
ちなみに僕は、ぜんぜんお金かけてない部類である。
「10年ちょい趣味としてやってりゃ、そりゃ金かけてんだろ」っていう意見もあるかもしれないけど、僕はぜんぜんお金かけていないほう。
 
レンズ沼にも嵌っていなくて、これまでに手にしたレンズは初めて買ったEOS Kiss Xのダブルズームキットのレンズ2本のほか、一桁万円台のレンズ4本のみである。現在のメインの24-70は中古だし、他の2本も格安の部類のレンズ。
カメラ関連では100万円も使っていないと断言できる。
 
それでもカメラ始めるときや機種を乗り換えるときは2〜30万円強程度は使ったわけで、つまりカメラは初期費用が大きいのだね。
そこで予算配分を間違うと大変困ったことになるから、これからカメラを買う人は、必要機材について持っているのか持っていないのか、どう調達するのかをよーーーーっく考えてほしいわけである。